予測できない地震とあの男からの連絡
バレンタインデー前日、東日本大震災を思い出せるような大きな地震がありましたね。
本当に怖かったですし、スマホのアラート音が更に恐怖を倍増させた気がします。
私の住む地域では大きな被害もなく、普段通りの生活を取り戻しています。
10年前の震災当時、私は娘を妊娠していて、大きなお腹を抱えながら被災したことを思い出しました。
地震が起きるたびにフラッシュバックする当時の記憶。私だけではなく、同じように当時のことを思い出した方多かったのではないでしょうか?
10年前とはライフスタイルが変わった方も多いと思います。私の場合は、自分より親よりもまず、子供の心配が第一となりました。
寝静まった時間の地震の対応は、改めて大変だと分かりました。私と母は震災を経験しているので、地震への反応が異様に早かったのですが、子供は深い眠りについていたため、叩き起こしても寝ぼけていて、すぐに安全な態勢を取れる状態ではありませんでした。
小学3年になる娘は、体重26㎏。すぐに抱っこをして持ち上げることもできませんでした。
少々手荒くなってしまいましたが、着ていたパジャマを引っ張って必死に子供を起こして、ようやく目が覚めました。
本来ならば、ある程度地震が落ち着いてから外に逃げるべきなのでしょうが、木造築30年超えの借家住まいの我が家。ビー玉が余裕で転がる傾いた床、家の土台にも亀裂が入っています。
そのような家なので、地震で倒壊する可能性が非常に高いので、地震が起こるたび避難経路の確保に毎回必死です。
引っ越しをしたくても、条件の良い間取り、家賃、立地という物件がなく、危険な家と分かっていても住み続けています。地震のたびにハラハラするならば、すぐにでも引っ越した方が良いと分かっていますが、なかなか難しいのが現実です。
あの男から「安否確認」が!
地震が落ち着いた頃、家族のグループLINEで姉2人の家族の安否確認をしていました。
すると、元夫から「地震大丈夫でしたか?」とLINEが入ってきました。平時ならば、すぐにLINEを返信することはありませんが、今回の地震は非常事態でしたので、即返信をしてみました。
私の安否というよりも、娘の安否のためにLINEをしてきたのでしょうから、とりあえず対応しておきました。
「何かあったら何かしら助けに行きます。」とあったのですが、何かあったとしても頼ることはないだろうと思いつつ、
「ありがとうございます。」とだけ返信しておきました。
結婚当時、家庭内でゴタゴタが起きても、解決のために動いてくれたことも役に立たったこともない、モラハラを存分に発揮した男の言葉に、薄っぺらさを感じてしまい、素直にありがとうと心から言えない私でありました。
しょせん、言葉ですから何とでも言えるものです・・・。
「地震、雷、火事、モラ男」は、いつ自分の身に降りかかるか予測できません。日頃からできる対策をしつつ、今後も災害対策していこうと改めておもった今回の地震でした。