これがひとり親(シングルマザー)の現実なのか…
お盆期間中、離婚後の手続きをするために市役所へ行きました。
子ども課を訪れ、児童扶養手当の申請資格があるか担当(男性)の方と面談し、離婚に至る経緯と現状の生活について簡単に聞き取りがありました。
結果は「受給の資格あり」ということで申請用紙を受け取り、子どもの戸籍謄本を添付して提出するのですが、戸籍異動の手続きが完了していないので、それを待って書類を提出することになりました。
ひとり親(シングルマザー・母子家庭)に対して市役所の担当者から児童扶養手当の冊子を一冊渡され手続きの話だけで終了。市で取り組んでいる「ひとり親家庭」への行政サービスの案内があるのかと思って行ったのに全くありませんでした。
「自分から情報を拾いにいかなければ、何も制度やサービスの案内はされることは無いんだ」と市役所の対応から今回現実をみました。
いろいろな制度を利用して生活を立て直そうとしている人もいるんだよ。
私は離婚前からパソコンやスマホを利用して情報収集に取り組んでいたので、市から特別案内されませんでしたが「へ~、市役所ってこんな対応なのね。冷たいわ~。」と残念な気持ちで市役所をあとにしましたが、
私のようなひとり親に限らず、高齢者や生活に困窮している人、パソコンやスマホで情報を掴むことができない人、そのような人たちは制度の利用資格があってもそれを知らず、市役所に相談に行くことさえしていないのではないか?と様々な疑問が沸きました。
そういった制度は税金で成り立っているため、市役所ではわざわざ案内してくれないのでしょうか?それとも「自分で調べて相談に来たもの以外は教えないよ!」という対応なのか?なんだか行政の役割って何なんだろうと、ひとり親になり改めて考えさせられました。
みなさんの税金で成り立っているさまざまな制度ですが、それを利用しつつ最後は自分の足で生活を成り立たせるために「一定期間だけ制度を利用して自立していきたい。」そう考えている人(私)も中にはいるんです。
最終的にそのような制度を利用せず生活できるようになれば、ひとり親でも安定した仕事に就くことができ所得を上げて税金を納めることができるようになるのに、ひとり親に冷たい市役所の対応に悲しくなりました。
水道料減免の問い合わせに対しても対応が悪かった市役所職員。
ひとり親家庭になると水道の減免制度を設けている市町村もあるようで、私の住んでいる街の市役所ホームページに減免について記載がなかったので、水道課へ電話をして問い合わせました。
すると、もの凄く冷たい対応で「ないです!!!」のひと言で電話を切られてしまいました。男性の職員でしたがすごく感じが悪かったです。
たまたま今回対応していただいた市役所職員の方たちの対応が悪かっただけなのか、市役所を利用する側としてあまりいい気持ちがしませんでした。
市役所職員ではなく一般企業でこのような対応をしたら確実にアウトだと思いました。公務員、会社員と職業に関わらず、人を相手にしている仕事でしたらお互いに気持ち良く対応できるといいですよね。
自分から動かないと情報が入らない!
行政や国のサービスは自分から情報を掴んでいかなければ、何も教えてもらえません。少しでも気になることがあればどんどん調べて相談して行動していかなければ、利用できる制度を知らず自立の機会を失うことになります。
自分から行動していくことで、制度について知らなかった知識を増やしていくことができると思います。
市役所職員の対応に怯えず、自立した生活を送るためにどんどん問い合わせしまくってやろうと思います。
自分の家族の生活がかかっていますから、とにかく行動に移していくしかないですよ。