ひとり親セイカツ。

義両親との同居とモラハラ離婚を経て、ひとり親として生きるリアルな日常

大嫌いだった元義父が亡くなっても、気持ちは変わらなかった

大嫌いだった元義父が亡くなっても、気持ちは変わらなかった

大嫌いだった元義父が亡くなりました。
でも、正直に言うと、私の気持ちは何も変わりませんでした。

離婚してから、もう6年以上が経っています。
あの同居生活も、とっくに終わった過去のはずなのに、こういうタイミングで嫌だった記憶は簡単に戻ってきます。

人の気持ちは、思っているよりもしつこいものだと感じます。

もう関係のない人ですし、思い出す必要なんてないはずなのに、ふとしたきっかけで引き戻されます。
「とっくに終わったこと」にはならないようです。

元夫からの突然の電話

ある日、元夫から突然電話がかかってきました。

3年以上、一度も連絡なんてなかったのにです。

何かあったのかと思って出ると、元夫は涙声でこう言いました。

「父ちゃんがもう長くない。入院するから、たぶん会えないと思う。だからお願いなんだけど、娘の声を聞かせてやりたい」

正直、都合がいいなと思いました。
自分が困った時だけ連絡してくるのだと感じました。

それでも「もうすぐ人が亡くなる」と言われると、完全に無視できるほど割り切れているわけでもありませんでした。

正直、迷いました。

 

👉 同居していた頃のストレスについては、こちらに書いています
→ 【義両親との同居ストレス】洗濯物が原因で限界だった話(義父のブリーフ問題) 

 

会ってもいないし、記憶もほとんどない相手に、わざわざ動画を送る必要があるのか。
そう思いながらも、「このまま何もしなかったらどうなるのだろう」とも考えました。

変な話ですが、「恨まれたら嫌だな」といった感情もありました。

結局、娘にお願いして動画を撮ることにしました。

娘は2歳半の頃から会っていません。
当然、ほとんど覚えていないようです。

それでも、「入院がんばってください」と、一生懸命考えた言葉を口にしていました。

何度か撮り直して、やっとそれらしい動画を元夫に送りました。

亡くなったと聞いても、変わらなかった気持ち

それから約1ヶ月後、元夫からLINEが届きました。

元義父が亡くなったという報告でした。88歳だったそうです。

その連絡を見たときも、やはり気持ちは大きくは動きませんでした。

「そうなんだ」と思っただけでした。

同居していた頃、あれだけ嫌だった人。
同じ空間にいるのが苦痛で仕方なかった人。

その印象は、最後まで変わりませんでした。

 

👉 同居中の別の出来事についても書いています
→ 義父が嫌いだ!義理親は私の家族ではない。あくまで夫の親である。

時間が経っても、消えないもの

時間が経てば、嫌な記憶も薄れていくものだと思っていました。

でも、どうやらそう簡単な話ではないようです。

嫌だった気持ちは、ちゃんと残っています。

消えたわけでもなく、許せたわけでもなく、ただそのまま残っています。

時間が経てば解決すると思っていましたが、そうではありませんでした。

それでも思うこと

それでも一応、こう思うようにしています。

大嫌いだった元義父ですが、
今はもうどこかで静かに過ごしてくれていたらいいなと。

それくらいの距離感が、今の自分にはちょうどいいのだと思います。

 

元義父との、本当のお別れの話でした。