ひとり親セイカツ。

モラハラ夫・義理親との完全同居・別居生活を経て調停により離婚成立!

何も「持たない」自由がある状態が幸せだと思った話

何も「持たない」自由がある状態が幸せだと思った話

「家族葬」のCMが流れたタイミングで、縁起でもない話だけれども、母親に「将来、お葬式とかお墓どうしたい?」と聞いてみました。

 

というのも、私の母も離婚をしており、実家は遠方。母の実家近くに、祖父母(母の親)が眠るお墓があります。

 

母からは「じいちゃんとばあちゃんと一緒のお墓に入れてちょうだい。」と言われていましたが、将来私自身も年老いることを考えると、気軽にお墓参りできる距離に住んでいないため、現実問題難しいなと思い始めました。

 

今は、おじ(母の兄)が実家とお墓を守ってくれていますが、おじの子供たち3人は、都会で就職。結婚。家、購入済。

 

たぶん、一生実家に戻ってくることはないと思います。そうなると、実家もお墓も将来管理をしてくれる人が居なくなることが目に見えています。

 

母も66歳。立派な「高齢者」という部類に入る年齢。本人の意思がしっかりしているうちにこういった話をすることも大切だと思っています。

 

この世に居なくなってしまった後は、残された人たちがどうするかを判断していかなければなりません。

 

「その時」のために親と話をしてみよう

私も娘のことを考えると、お墓は持たず、樹木葬にしてもらい、娘にとって「お墓」とかモノに縛られることなく、何も持たずに自由であることが一番良いのではないかと考えています。

 

なので、39歳の私は、一番身軽でいられる、その時代に合った埋葬をしてもらえればと考えています。

 

母に「お墓というモノに縛られずにいることが一番良いような気がする。それぞれの心の中で、いつでも自由に供養してもらえれば良いんじゃない。」と話してみました。

 

母も「そうだね。」と私の意見に同調していましたが、さて母自身数年後、どう考えるのでしょうね。

 

私には姉が2人居るので、母の気持ちと姉たちの考えを聞いて、家族にとってベストな方法を共有しておいた方が良いなと思いました。

 

いつお別れの「その時」が来るか分からないから、葬儀のCMを見たキッカケに、ちょっと勇気がいりますが、親と話してみるのも良いかもしれません。

 

お金は沢山あった方が人生の選択肢が増えますが、何でも持ちすぎるとトラブルの元になりかねませんよね。

 

モノを持ち過ぎない状態で人生を終えることができたら「私にとって良い人生だった。」と思えるような気がしています。

 

「今を生きること」の方が何よりも大切ですが、人生の終え方を家族と共有しておくことも必要かな?と思った今日この頃でした。