ニキビの出現と娘の成長
夏休み頃から、娘のおでこに「ニキビ」が出現するようになりました。
そう言えば、私も中学生の頃、同じようにおでこや口元にニキビができて、毎晩寝る前にオロナイン軟膏を塗っていた記憶があります。その頃を思い出すと、娘の成長をしみじみと感じるようになりました。
青春を思い出させるニキビ
「ニキビに自分の青春時代を重ねるのはおかしいかも」と思いつつ、ふと当時のことがよみがえってきます。
2000年代前半、J-POPが全盛だった頃のこと。友達との会話についていくために、歌番組をビデオに録画して、繰り返し見返しては幅広いジャンルの歌を覚えました。
今ではYouTubeやAmazon Musicで簡単に聴き放題。便利な時代になったけれど、曲の流行が早く移り変わりすぎて、心に残る曲と出会う頻度が減ったようにも感じます。
たまに昔の曲が歌番組で流れると、娘が「2000年前後っていい曲多いよね」と言ってくれることがあります。確かに、名曲がたくさんありました。
あの頃の曲を聞くと、部活に打ち込んでいた日々や、キラキラとした青春の思い出が走馬灯のように蘇ります。あれは、間違いなく「青春」と呼べる時代だったのでしょう。
話を戻しますが、ニキビは高校を過ぎると次第に少なくなります。
中高年になって大量のニキビに悩む人にはほとんど出会いません。だからこそ、ニキビは中高生の特権とも言えるのかもしれません。
娘には、「大人になればニキビは落ち着くから、絶対に潰さないようにね」と伝えています。潰すとクレーターのような跡が残る場合もあるからです。
オロナイン軟膏と共に
ニキビができるのは、成長ホルモンが活発である証拠。それは、まさに青春の証です。そして、あの頃手放せなかったオロナイン軟膏もまた、青春の象徴。
きっと娘も、大人になったとき、オロナイン軟膏の匂いをかぐたびに、今の青春時代を思い出すのでしょう。