にやかすぎる職場から一転、静かな職場へ
転職した会社は、100名近く従業員が在籍する、とある運送会社の営業所。事務部門だけでも常時15名以上が働いていて、にぎやかさが際立つ環境。
さらに、運送会社ということもあり、ドライバーさんたちが頻繁に事務所を出入りします。
最初の頃は人の多さに圧倒され、正直、人に疲れてしまった毎日を過ごしていました。しかし、その後、入社3か月で部署異動となり、状況は一変しました。
新しい事務所は、私を含めて従業員4名。そのうち倉庫担当が2名。さらに、20代女性事務員1名。人数が少ない分、静かな環境になりましたが、また別のストレスを生むこととなりました。
静まり返った職場に耐えきれない日々
異動後、最初の1週間は何とか20代事務員の方と雑談を続けていましたが、やがて話題が尽きてしまいました。現在では、業務上必要な会話以外、ほとんど言葉を交わさないような状態です。
20代の彼女はもともと口数が少ない大人しいタイプのようです。話さないこと自体は楽と言えば楽ですが、パソコンのタイピング音と空調や電子音だけが響くオフィスは、心が重たく感じることがあります。
かといって、プライベートな話題に踏み込むのも気が引けますし、色々なことを考えると、何を話せばいいのか分からなくなるという悪循環に陥っています。
人数が少ない環境も、人が多すぎる環境とはまた違った形で気疲れするものだと痛感しています。
「社内ニート」状態がさらに追い打ちをかける
さらに厄介なのは、現在の私が「社内ニート」状態であることです。以前の部署で3カ月間覚えた仕事は、異動後にはまったく必要なくなってしまいました。それから悲しいことに、今ではほとんど何も仕事をすることがありません。
パソコンに向かってボーッと過ごす日々。これもまた辛いものがあります。しかし、会社のパソコンは監視されているため、ネットサーフィンで暇を潰すわけにもいきません。
「仕事をください」と上司に相談したこともありましたが、普段は違う事務所に居るので、連絡取り合って仕事するのも面倒に感じてきてしまいました。
正直なところ、がむしゃらに仕事を頑張っても給与が上がる組織ではないということを、周りの人の声を聞いたり、観察していく中で分かってしまいました。
そのため、支障がない範囲で手を抜きつつ、やり過ごすことを今はしています。転職した意味があったのか?と悲しくなります。私が想像していた展開と違う方向になってしまっています。
変化の兆しあり?新メンバーが異動してくる予定
そんな社内ニートな日々の中、事務所に変化の兆しが見えてきました。近いうちに、新たに4名の男性社員が異動してくるそうです。これまでの静かな環境がどう変わるのかは分かりませんが、少なくとも事務所の空気がガラリと変わるのは間違いないでしょう。
良い方向に変化することを願いながら、しばらくは「会話がなさすぎる毎日」をもう少し様子見つつ静かに乗り切るつもりです。
仕事って何でしょうね?何のスキルも身につかない、何もしない毎日を過ごすこれほど無駄な過ごし方はありません。
年内は、現状維持で静かな事務所で40歳社内ニートとして生きてまいります。