不安のループに陥っているようです。
今朝、学校に行く準備をしながら「あ~、学校面白くない。行きたくないな~。」とため息交じりに言い出しはじめた娘。
「行きたくない気持ちすごく分かるよ。」と娘の気持ちを理解してあげながら、通学班が待つ集合場所まで娘と一緒に歩いて行きました。とっても気が重たそうで、うつむき加減のままでした。
集合場所に到着して、いざ学校へ歩いて行こうとした瞬間、娘の心の中で溜まっていた気持ちが溢れだしてしまいました。
「学校嫌だ~。行きたくない。」と言って私にしがみつきながら大泣きしてしました。
とりあえず登校班のみなさんには先に学校へ行ってもらい、一度家に引き返すことにしました。
玄関先で私にしがみつきながら泣く娘に「今日は休んでいいよ。」と、言いそうになる気持ちをグッと堪え「どうして行きたくないの?」と、訳を聞いてみましたが、これと言ったこたえはありませんでした。
恐らくクラスに仲良しの友達がまだできていなくて、クラスの雰囲気に馴染めていないのが原因と思われます。
昨日から給食前の休み時間は外遊びするようになったそうで、娘は遊ぶ友達がいなかったので、校庭をひとりでトコトコ歩いていたそうです。
クラスの一部の女の子は休み時間に鬼ごっこをする約束をしていたり、幼稚園・保育園からの繋がりなのか、それなりに仲良しのお友達がいたりする子も多いようです。
そんな話を昨晩娘から聞いていたので、ひとりで過ごしている娘を想像すると、とても胸が痛みました。
新しい環境に入り、大人だってすぐに馴染める人ばかりいるわけではないので、不安になる気持ちも良くわかります。とりあえず、娘の気持ちを吐き出させるため、泣くだけ泣いてもらいました。
ママと一緒に登校。
ママと一緒なら学校に行ける。ということなので、元気を出してもらえるようにチョコレートを食べさせ、気持ちが落ち着いたところで学校に向かうことにしました。
娘の様子をみていると、学校には行けるけど、友達がいないことによる不安が大きいのかなと思いました。本当に学校に行きたくなければ、ランドセルを背負うこともできないですし、しっかり教室まで歩いていたので、今が娘にとって乗り越えなければならない時期なのかなと思いました。
教室の前に着いたとき、担任の先生と目が合いすぐに私たちのところまで来てくれました。子どもたちは1時間目が体育の授業なのでお着換えをしている最中でした。
「友達がいなくて不安で学校に行きたくないようです。」と先生に伝えると娘をギュっとしてくれて
「学校に来れてエライね。今日は先生と遊ぼうよ。大丈夫だよ。大丈夫!!」と言ってくれました。娘の表情はまだまだ不安そうでしたが、先生に直接話したおかげで気に留めてもらえるようになったので、よかったのかなと思います。
あまり長居すると、娘も甘えが出てきてしまうので、先生にお願いしてそそくさと学校を後にしてきました。
ママの目に涙が・・・
車の中で学校に行きたくない娘の気持ちと当時小学生だった自分の気持ちがリンクして、うっすら涙が浮かんできてしまいました。
私も娘の性格に似て内向的な方だったので学校がおもしろいと感じたことはあまりありませんでした。とりあえず渋々学校に行っていたような記憶があります。
似なくても良い内向的な部分が似てしまった娘。積極的ばかりがいいわけではないですが、消極的よりかは積極的な方が世の中トクをするのは事実なので、親としては「積極的」を求めてしまいます。
かといって、性格は人それぞれなので良い部分を伸ばせるようにしてあげるのが母親である私の役目なんですよね。芯はしっかりしていて強い娘なので、今が娘にとってスランプの時期なんだと思います。
学校に送り出すまで気が気じゃない日が続きそうです。