自転車に乗る大学生と思わしき男から「ブス・バカ」と言われた
会社からの帰りのことでした、運転していると右折しようとしたら横断歩道を渡ろうとしている自転車に乗る男が走ってきました。
横断歩道の手前で停車すると、私の顔を見て走り去りながら「ブス!バーカ!!」と言ってきました。
キョトン・・・。ハンドルを握りながら放心状態でした。
自転車男は老けてみえたけど、大学周辺だったのでたぶん学生だと思われます。自転車男は、あきらかに頭がおかしそうな雰囲気を醸し出していたので「ブス・バカ」の言葉に真に受ける必要もないのですが、その言葉に傷ついている自分が居ました。
30代女。まもなく離婚の身。容姿に自信ありませんし、これまでの人生でモテたこともありませんので「ブス」だと自覚しています。
今は、離婚のこと、ひとりで子どもを育てていく不安、お金の不安、仕事の不安、老後の不安、考えたりキリがないくらい不安と心配を抱えて、自分への自信を失くしかけているところに「ブス・バカ」の言葉が突き刺さってしまいました。
ネガティブになっても現実は現実なので、進んで生きていくしかありませんので、これ以上見知らぬ人にブス扱いされぬよう少し自分を磨いてみようと思いました。
あごヒゲを生やす私。自転車男の目は間違っていなかったのかもしれない。
自転車男に「ブス」と言われた夜、いつもよりも化粧水を多めにバシャバシャつけて、磨いてやろうと気合いをいれました。
いつもはあまり見ない自分の顔を鏡でまじまじと見てみると、アゴひげが1本生えていました。私、男性化している模様です。
自転車男の目は間違っていなかったようです。