不安の原因は自分が作りだしている。
ここ数年、夜中に1回以上目が覚めてしまう生活を送っています。朝まで目が覚めることなく眠れたというのは数えるくらい。夫婦関係のことで、心の不安やモヤモヤを抱えてこれまで生活してきましたが「離婚が成立すればスッキリ晴れ晴れするぞ！！」と1か月前までは思っていました。
ですが、1か月経過した現在、私の心の中でまたこれまでとは違う新たな不安の種を自ら作り出してしまいました。不安の種、それは「経済的な不安」と「仕事の不安」です。
今現在パート事務員として時給制で働いていますが、ＡＩの研究と共に事務の仕事では食べていけない時代が近い将来来ることは予測されています。今は60歳になる母も働いてくれているのでお互い助け合いながら生活していますが、それもせいぜいあと2、3年。
月の収入が少ないというだけで、今の職場に特別不満はない私。だけど長い目で見ていくと、生活を成り立たせるには収入が少なすぎます。
このまま腰掛けでパートとして仕事をしていても収入が増えることは無く、退職金があるわけでもありません。何れにしてもこの職場から羽ばたいて行かなければ、今は良くても数年後経済的に苦しい思いをすることは目にみえています。
職場の関係は良好だけどお金が取れない。将来を考えると今動かないと経済的に苦しい思いをする。求人情報を見ていると、正社員の事務はかなり少ないのが現状です。条件の良い求人情報は「大卒以上」が当たり前。高卒の私はその応募条件さえ満たせていません。事務職にこだわっているワケではありませんが、これまで仕事をしてきた経験が「事務」だったので経験を活かすとしたら「事務職」という結論に至ります。
「手に職をつける」ことも視野に入れています。
これから「ただの事務員」では食べていけない世の中になることは確実です。今私は30代。今の仕事から方向転換して手に職をつけられて、将来どこに行ってもある程度収入が稼げて働き続けることができる職業はどんなものだろう？そんなことを考えていたら「看護師になる」という選択もアリなのかな？と、離婚が成立する少し前から考えていました。
もし看護師になるとしたらも学校に通うことになります。それにはまずお金が必要になります。今現在検討していることは、ひとり親家庭が受けられる「高等職業訓練促進給付金（自治体によって実施していない場合もあります。） 」を利用して資格取得に向けていくかどうか。その前に学費だけではなく生活費も必要になるので、奨学金や借入をして学費と生活費を工面できるか検討している最中です。
正直、自分が看護師に向いているかどうか問われれば、今の段階では「分からない」としか言えません。将来の目的達成のための手段として考えたときに「看護師」という職業が浮かんだということです。
どんな職業に就いたとしても、ひとつブレないことと言えば「子どもを大学まで行かせるためにお金を稼ぐ。年寄りになったら子どもに迷惑を掛けない生活を送れるくらいのお金を貯める」ということです。
「本気」で自分の人生と向き合うということ。
離婚をしたことで、子どもを育てていく責任、仕事やお金の不安が現実になったことで、本気で自分の将来と向き合う必要性が出てきました。もちろん離婚成立前からこういったことを考えていましたが、これまでの目的は「離婚を成立させる」ということが第一優先になっていました。
離婚が成立した今、これからのことを具体的に考えて実現さえて行かなければならなくなりました。こういった気持ちがあと10数年前に芽生えていたら私の将来も変わっていたかもしれません。それだけ今までは本気で自分の人生と向き合ってこなかったということにもなります。
30代は若いとも言えるし、若くないとも言える微妙な年代です。以前読んだ本の中に「やり直しをすることは何度でもできる。そう思ったときが自分の人生の中で一番若い年齢だ。」ということが書いてありました。正に今の私にピッタリ当てはまるフレーズです。
決断ひとつで人生は変わります。離婚をするなんて、私の思い描いていた人生にはありませんでした。人生何が起こるか分かりません。離婚を決断したのは自分。「決断」することで良くも悪くも未来は変わっていきます。
年を老いて下流老人になり、孤独死をするような未来にしたくありません。そのためにも「今、何をすることが自分にとってベストな選択なのか？」心の中で自分へ問いかけすぎて、見えない不安を生み出してしまっています。
自信にみなぎる人になりたい。
自分に自信を持っている人はとても輝いています。私もそんな人になりたいと思って今の自分と向き合っています。考えているばかりでは未来は開けませんね。こうして自分の気持ちを書いていたら、ただ考えているだけで行動に移せていない自分に気が付きました。
できることから少しずつ動いていき、不安の種をこれ以上大きくさせないようにしていきたいです。
