ひとり親セイカツ。

モラハラ夫・義理親との完全同居・別居生活を経て調停により離婚成立!

パチンコ店駐車場の車内に置き去りにされた経験から思うこと。

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子どもの頃、車内に置き去りにされた経験があります。

私が小さい頃の話ですが、父方の伯母にパチンコ店の駐車場で車内に置き去りにされたことがあります。伯母はパチンコをやる人でした。たばこを吸っていて、あまり風貌が良い人ではありませんでした。
そしてその娘(私からみたら従姉)もパチンコをやる人でした。その従姉は20歳で妊娠出産し子どもが1人いました。結局その従姉は離婚し、実家に戻り仕事も長続きせずフラフラ男と遊び歩くような人間でした。
 
幼稚園から小学校低学年くらいの頃、私と姉はいつも伯母に連れ回されていました。
というのも、その伯母の夫婦関係はあまり宜しくなかったようで、時間潰しに伯母の実家である我が家にしょっちゅう来たり、車でつまらない場所に連れ回されることがしばしばありました。
 
母に「伯母と一緒に出掛けるの嫌だ。行きたくない!!」と訴えても、当時は母も若く(30代後半)自営業で忙しかったため、伯母に反抗することもできず、連れていかれる私たちを横目に「いってらっしゃい。」と半ば強制的に送り出されることもありました。

パチンコ店駐車場の車内で2歳の子どもの面倒をみることになる。

ある日、行先を知らず伯母に連れていかれた場所がありました。そこはパチンコ店でした。車には、伯母とその娘、その子ども、私たち姉妹が乗っていました。
 
伯母が「お前ら(私たち姉妹)、ちょっと駐車場で待ってて。すぐに戻ってくるから。」
 
そう言って伯母と娘はパチンコに出掛け、車の中で待っているように言われました。しかも2歳の子どもの子守りをして待っているよう言われました。
 
1時間待っても伯母とその娘はパチンコから戻ってくる気配がありませんでした。狭い車内の中で言うことを聞かない2歳男児を預けられ、不安になりながらも健気に姉と車の中で面倒をみながら待っていました。
 
幸い、夏の暑い季節ではなかったので熱中症にならずに済みましたが、パチンコがしたいばかりに置き去りにするバカな連中がいるということを身を持って知る体験になりました。
 
今、母親に当時の話をすると「何であのとき『パチンコなんかに連れて行くんだ!』って言わなかったんだろうね・・・。」と、母親も若かったこともあり、15歳以上年上の義理姉に言うことができなかったことを反省しているようです。
 
私の両親はパチンコをやる人たちではなく、父親も一緒に遊んでくれたり子煩悩な親だったので、常識外れた行動をする親じゃなくて良かったと振り返って思います。
 

自分の判断ができない年齢の子どもを置き去りにするのは親の身勝手だ。

今はパチンコ店内に託児所を設けているところもあるそうなので、そういった施設を利用しれば事故が起きずに済むかもしれませんが、そこまでしてパチンコ通いをしたい人の気持ちが私には理解できません。
まだ託児施設を利用するだけ「子どもの安全を考えている」という親扱いになるんでしょうが・・・。
 
連日暑い日が続く中、子どもを車内に置き去りにしたために熱中症になり亡くなるニュースをテレビやネットでみます。そんなニュースを聞いてとても胸が締め付けられます。
 
自分のことしか考えられないような親は、エアコンが切れた暑い車内で過ごし、どんな思いで親の言うことを一生懸命守るためにお留守番して待っていたのか身を持って体験すればいいのに。といつもいつも思います。
 

最後に、車を運転し、子どもがいらっしゃる方に伝えたいです。

どんな短い時間でも、暑い車内に子どもを置き去りにしないで欲しいのです。エンジンが掛かっていても、子どもは親のいない隙を狙ってイタズラをしたり、誤作動を起こし事故が起こることも考えられます。
 
毎年暑い中子どもを車中に置き去りにして亡くなるニュースが後を絶ちません。報道されているのにこんな事故が無くならないことが悲しくて仕方ありません。
これ以上大人の犠牲になった子どもが増えないことを心から願うばかりです。